レクサスGS450hのATF(オートマオイル)の交換。
ハイブリッド車ですが圧送交換は可能な車種となります。
走行距離は6万km弱ですがオイルパンの取り外し洗浄とストレーナーの交換も実施します。
ATFを抜いた後に取り外したオイルパン、一見大きな汚れ無いように見えますが4つあるマグネットにはそれなりに鉄粉の付着がみられます。
マグネットを拭くとこんなに真っ黒に！
パーツクリーナーを使ってキレイに洗浄しました。
続いてミッション側の洗浄です。
ストレーナーを(黒い部品)を取り外して…
パーツクリーナーで洗浄。
各部に付着した汚れをキレイに洗い流します。
新しいストレーナーと取り付けてオイルパンを復元。
トルコン太郎を接続して抜いた分のATFを補充、圧送交換の工程に移ります。
ATF補充後の状態。
左から新しいATF、最初に抜いたATF(ビン)、車両側のATF。
オイルパンを外した際に全容量6L弱のうち5L近く抜けてたことと走行距離がまだ少なめだったこともあり、補充時点でほぼ新しいATFと変わらない位キレイなATFになりました。
ということで当初予定の圧送交換回数を2回から1回に減らしこのままクリーニングモードへ。
車を整備モードに移行しエンジンをかけた状態でATFを循環させて内部洗浄をします。
新しいATFの洗浄効果で落とされた汚れはしっかりトルコン太郎のフィルターがキャッチ、汚れを車に戻しません。
ここまではアイシン製ATFを使用しました。
そして仕上げの圧送交換。ワコーズATFセーフティスペックを使用します。
車両側のATFを抜きながら新しいATFを注入して入れ替え。
キレイなATFに入れ替わりました。
最後はATF量の調整を。
ATFの温度が30〜40℃の間にオーバーフロー孔から溢れさせ、排出されるATFが糸状になったら適量です。
これにてATF交換作業は終わりです。
今回はATFの汚れ具合が少なかったので圧送交換の回数を1回減らしました。
逆に汚れが大きい場合は回数を増やす場合もあります。
見積りの段階では圧送交換を2回実施した場合でご提案させてもらい、状況に応じて作業させていただきます。
回数が増える場合は費用も増えるので事前連絡をした上で作業しますのでご安心ください。
汚れ具合を確認しながら作業できるのもトルコン太郎のメリットの一つです。
オートマオイル交換施工費用
型式：GWL10
作業費用：69,000円
